「教養として知っておきたい33の哲学」を読んだら哲学の深さに圧倒された

書籍

代表的な哲学者33名の思想がまとめられています。 図解いちばんやさしい哲学(2013出版)という本に加筆・修正したものらしいです。

フッサール

客観は存在しない 主観と主観のあいだで共通する部分が客観と勘違いされているだけ

個人的にはとても気に入った考え方です。

ものごとの本質はあいまい

歳を重ねるにつれてこの気持ちが分かるようになりました。 物事の多面性や複雑性がより明らかになり、単純な答えや定義が難しくなります。

心理は存在しない

ここまでの引用を見ると、何か達観した達人のような考え方を感じますが、 フッサールの哲学は「現象学」という名で、人間の経験や意識の本質的な特徴を研究する哲学の一分野だそうです。

なので、達観とは少し違う考え方なのかもしれません。

あるサイトとの出会い

本書を読んでいて、代表的な哲学をまとめてマップにしてみようか、という軽い気持ちが湧きました。 Googleで調べてみたところすでに存在し、かつとんでもない量の哲学者がいることを知りました。

www.denizcemonduygu.com

最も引きで見たらこんな感じです。

もう一つ、別のサイトも見つけました。 全対戦ネットワーク図というネーミングが面白いですね。

psychotoolbox.web.fc2.com

広すぎる「哲学」の世界

哲学とは、果てしなく広がる思考の海でとんでもない深さだと理解しました。

専門家ではありませんが、たまには「哲学」を意識して自分なりの答えを探し続けようと思います。